2014年奨学金授与式
                 ヴォ・ティ・サウ高校(チャウドック)








2014年奨学金授与式
                 アンザン大学


アンザン大学から、今年度の奨学金授与の写真が届きました。
授与式は11月19日に行われ、農学部副学部長のニャ先生(男性)と師範学部副学部長のリエン先生(女性)が、 FUJI 教育基金に代わって20名の学生に奨学金を手渡しました。





2014年FUJI奨学金授与の旅
2014.10.04(土)〜11(土)6泊8日機中1泊

10月04日(土) ハノイに全員集合
午後2時半、ハノイ・ノイバイ国際空港(San bay quoc te Noi Bai)で全員集合。

前日までにハノイ入りしていた3名(ホーチミンからのニャンさん・カーさん、東京からの齋藤)が、ホーチミンから国内線で到着したミンさん・トゥイさん、関西空港から到着の宮本さん・岩本さんを出迎え、最後にみんなで成田から到着の藤村さん・出井さん・鳥居タさん・松永さん・小倉(く)さん・小倉(恭) さん・佐野さん・鈴木さん・ルーンさんの到着を待つ(朝着く予定の藤原さんは、アクシデントがあって、夜、到着した)。
そのまま専用バスでハノイ市内のギャラクシー・ホテルへチェックイン。歩きまわりたい希望者のみ、齋藤の案内でドンスアン市場(Cho Dong Xuan)周辺を散歩。


旧市内で夕食後、ハノイ36通りを歩いてホテルへ。



10月05日(日) ハノイ市内で奨学生たちと交流→ニンビン市へ
きょうは、ニンビン省の2つの学校の奨学生と、ハノイで交流会。 チャットビン中学校、キムソンB高等学校の奨学生と先生20人ずつが、専用バスで朝早く出発して ベトナム民族学博物館(Bao Tang Dan Toc Viet Nam)へやってくる。【写真08】 約束の8時になっても、なかなか着かない。ハノイ市内への大型バスの乗り入れが、 8:30〜14:30のあいだに制限されているのだという。 4つの班に分かれて、奨学生たちといっしょに博物館を見学。







PHO24でフォーの昼食後、ホアンキエム湖(Ho Hoan Kiem)の玉山祠(Den Ngoc Son)へ。



14:30にはニンビンからの大型バスはハノイ市外に出なくてならないので、 ここで奨学生たちといったん別れて、私たちもニンビン市に向けて専用バスで出発。 途中で、私たちと同行してくれる、ベトナム青年劇場(Youth Theater)の3人の歌手が 乗車する。ニンビン市へはハノイ市から高速道路が完成していて、2時間で宿泊先の レジェンド・ホテルに到着。



しばらくすると奨学生たちを乗せたバスも到着し、明日の学校訪問を約束して、 彼らはそれぞれの学校へ戻った。   歌手の一人の(ご主人の)実家がニンビン市郊外にあって、彼女の案内でお宅を訪問する。 80歳のお父さんが、庭で採れたバナナを振る舞ってくれ、敷地にある広い池を案内してくれる。


釣竿を借り、糸を垂らすが、薄暗くなってきたせいか、餌を突っつくだけで食ってはくれない。 夕食はニンビン市内のレストランで。
10月06日(月) キムソンB高校、チャットビン中学校を訪問・授与式
朝食後、専用マイクロバスでキムソンB 高等学校へ 。 教室にはいって奨学金授与式を行い、昨日のハノイでの写真や、日本からもってきたプレゼント を渡したり、奨学生からの質問に答えたりして、交流する。









すると、全校生徒が校庭に集まって私たちを待っているという。校庭に向かうと、 青年劇場の3人の歌手による公演が始まり、全校生徒たちも盛り上がる。





ファットジェム大教会(Phat Diem Cathedral)の近くのレストランに移動し、 先生方と昼食をとりながら交流。

午後は、専用マイクロバスで小一時間走り、チャットビン中学校へ。



すでに全校生徒が椅子に腰かけて待っている校庭で、奨学金授与式を行う。



引き続く青年劇場の歌手の公演と、中学生たちによるダンスの披露で、大興奮。









その後、教室に入って校長先生ほか先生方と学校の状況、課題などについて意見交換する。



夕食はニンビン市内のレストランで。途中で、歌手3人と旅参加者1人がハノイへ戻る。
10月07日 終日、世界複合遺産チャンアン観光
今年の6月ユネスコは、古都ホアルーの遺跡、タムコック・ビクドン洞窟、ホアルー原生林など多くの史跡と名勝地を含めたチャンアン名勝・遺跡群を、文化や、自然、地質などの面から世界複合遺産として認定した。なかでもチャンアン(Trang An)は、「陸のハロン湾」とも言われている。宿泊ホテルから専用マイクロバスで20分ほどのところに、チャンアン観光の拠点の舟着場があった。



ここから5人の乗りの手漕ぎの舟に乗って、十数か所の洞窟くぐりに出発だ。















昼食は宿泊ホテルの近くに戻り、レストランで。 午後は、バイディン寺(Bai Dinh Pagoda)に専用マイクロバスで向かう。2003年に建設に着手した、とにかく大きく広いお寺だ。2020年の完成をめざし、まだ建設中だ。







アジア最大のお釈迦様、東南アジア最大の弥勒菩薩像、ベトナム最大の梵鐘など、とにかく、仏像でも建物でも、なんでも一番になるものを作っている。株式会社が手掛けていて、入山料収入で投資を回収するらしいが、お寺じゃなくてテーマパークを作っていると思えば納得できる。 夕食はニンビン市内のレストランで。
10月08日(水)  ニンビン → ハノイ
朝食後、ニンビンを後にして専用マイクロバスでハノイへ戻る。 大型スーパーなど見学。
10月09日(木) ハノイ
朝から、40km離れたシルク村(Van Phuc Silk Village)へ。 ガイドのガーさんの説明が楽しく、勉強になる。ちなみに、旧市街地の地価は1平方メートル 当たり400万円、シルク村は200万円とのこと。



シルク村では繭から糸を紡ぎ、織って販売もしているMao Silkで工程を見学。





ホアンキエム湖へ戻り、PHO24でフォーを食べた後、ベトナム美術博物館(Bao Tang My Thuat)を見学。マイナーな場所で、ガーさんによれば、日本人は行かないところだそうだが、あまり見る機会がない仏教や現代の絵画・彫刻が興味深かった。



いったんホテルに戻り、ガーさんの案内でドンスアン市場の「場外卸売市場」で、干し海老や揚げ玉ネギなどを大量に買い込む。



水上人形劇を観劇したあと、バイキング形式のレストランでディナー。
10月10日(金) ハノイ
電動カーに乗って、西湖一周。きょうはハノイ解放記念日で、花火を打ち上げる準備をしていた。メガスーパーの見学および大量の食品を購入。ここの3階で食事。ホテルで休憩・荷造りを済ませ、ガーさんの案内でハノイ大聖堂の近くでショッピング。 キノコ鍋で、最後の夜の別れを惜しむ。レストランを午後9時前に出発し、6名がノイバイ空港に向かう。 2名は翌日ハノイを離れるため、この夜は思い思いに過ごした。 午後9時から、ハノイの街のあちこちから、ハノイ解放記念日を祝う花火が打ちあがっていた。